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工藤邸でのお茶会について②

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前回の記事↓では、“大事”や“例の件”について書いていなかったので、今回はそれについて考察してみました。 工藤邸でのお茶会について ※この記事は 黒田=裏の管理官で安室の上司 若狭=浅香でメアリーの仲間 脇田=RUMで最初は小五郎を疑っていたけど今はコナンくんに目をつけている が前提で話を進めています *詳しくは→ RUMの正体についての推測 “大事”と“例の件”は別件 (女性警察官連続殺人事件、96巻)  ©︎青山剛昌/小学館 この黒田のセリフを見ると、「大事」の後に「 それより 、例の件はどうなっている?」と言っているので“大事”と“例の件”は 別件である と思われる。 「 どうなっている? 」「まだ何も」ということは人任せであるということ。つまり “大事”は安室や黒田が 行い、 “例の件”は工藤ファミリーや赤井 に任せているのではないか。 “大事”とは何なのか? これは、 公安警察が主導する 何かだと思われる。例えば RUM捕獲作戦 とか、 ベルモット捕獲作戦 とか。 そういえば前にFBIがジンを捕獲しようしたことがあった。あの時は失敗に終わったが…。 組織内で安室は秘密主義者で単独行動やベルモットとの行動が多く、ジンとは特に接点がないようなので、今回捕獲するのはRUMか頻繁に行動を共にするベルモットだと思われる。 ベルモットがバーボンと行動を共にするのは弱みを握られているからだと思うが。 ※ちなみにベルモットも以前FBIが捕獲しようとして失敗している。 ただ今回はRUM編なので、やっぱりRUM捕獲が一番自然かな。 RUM=脇田とは長野の教会編の時に一緒に行動していましたし、“小五郎を探る”という名目で協力関係にあったのかもしれない(RUM=脇田は安室も疑っていましたが)。RUMはバーボンに工藤新一の調査を依頼していたし、バーボンとRUMは 組織内でも繋がりがある ことは間違いない。 緋色編で赤井の身柄を捕獲しようとした時のように、何かしらの作戦で RUMをおびき出し 、1人で現れたところを捕獲するのでは。 例えば R UMに、工藤新一が生きてて身柄を捕獲したい、と言う とか。 RUMは工藤新一に興味津々だし、せっかちなので来ないわけがないはず。 “例の件”とは何なのか? 考えられる2つ

沖矢昴は「浅香」の正体を知っている? “ASACA RUM”について

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赤井は“浅香”の正体を知っている (裏切りシリーズ、90巻) ©︎青山剛昌/小学館 沖矢=赤井は蘭と園子に、浅香の特徴を 具体的に 挙げてその人物が世良の周りにいないか聞いている。 つまり、赤井は 浅香の正体を知っている ということ。 私は浅香=若狭でメアリーの仲間だと思っているので、若狭が メアリーと関わりがある ことが、さらに濃厚になる。 *詳しくは→ メアリーと若狭は協力関係にある?《追記》 それに 赤井が正体を知っている 、さらに“ 世良の周り ”ということは 世良とも関わりがある 、ということ(浅香が世良のことを嗅ぎ回っているのではなく、 世良の仲間 、という意味)。もちろん蘭や園子はメアリーの存在を知らないので「メアリーの周り」なんて質問はできない。 浅香=若狭はメアリーどころか、 赤井ファミリーと 関わりがある様子。 あの“ASACA RUM”を赤井がミスリードした理由 (17年前と同じ現場、90巻)  ©︎青山剛昌/小学館 このミスリードについてだが、赤井は ASACA=RUMだと思ったわけではない (そもそも浅香がRUMなんて最初から書いてない。コナンくんは勘違いしてたけど)から単純に17年前の事件に 浅香とRUMの両者が関わっている !と察しただけなのでは。 それを読者が浅香=RUMだと思うようにわざとミスリードしたのでは? それに赤井とコナンくんはそこまでお互いのことを知っているわけではない。コナンくんは赤井の偽装死を提案し自宅に住まわせるなど一見仲が良いようだが、コナンくんは自分が新一であることを赤井に伝えていない。また赤井も自分の父親についてコナンくんに伝えていない。 コナンくんは RUMの存在 も自宅(工藤邸)にいるのに 盗聴で 知っている。この2人は 仲が良いようで一定の距離を取っている のだ。 この“ASACA RUM”も一緒に見ていたわけではないし、その後2人がこの件で連絡を取っていた描写もない。 つまり、コナンくんも赤井もミスリードした、推理ミスしたというわけではなく、2人とも 17年前の事件の関係者はきちんと把握している ということ。(ミスリードは読者向け) (裏切りシリーズ、90巻)  ©︎青山剛昌/小学館 ※コナンくんは最初は浅香=RUMだと思っていたものの、赤

APTX4869の死亡者リストを見ていたのは若狭だけではない?リストを持っていた理由は?《追記》

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※この記事は 黒田=裏の管理官で安室の上司 若狭=浅香でメアリーの仲間 脇田=RUMで最初は小五郎を疑っていたけど今はコナンくんに目をつけている が前提で話を進めています *詳しくは→ RUMの正体についての推測 (修学旅行編の最後、95巻)  ©︎青山剛昌/小学館 右のリストと左のリストの違い ✔︎右のリスト…若狭が描かれているので、明らかに 若狭が 見ている ✔︎左のリスト… ベースがダーク カラー、工藤新一と羽田浩司だけ明るく マークアップ されている これに注意すると分かるのが、左右のリストは 違うリスト ということ。 常識ですがPCやスマホでは、例えctrl+Aで全選択しても 文字や画像だけ しかマークアップされないので、ベースが濃くなることはない。仮にベースがダークカラーで、マークアップがライトカラーの設定だったとしても、欄全体がマークアップされることはない。 なので 右 のリストは 故意にそう編集された リストなのだ。 反対に、左のリストは普通のリスト。つまり、若狭が見ているのは編集されていない、 元々のリスト だということ。 SNSを見ていたのは誰か 新一は修学旅行で顔をメディアに流され、生存説が勃発した。 黒いスマホでそのSNS上の噂を見ていたのは、黒田と脇田と、どちらか? もっと分かりやすくいえば、 どちらかがSNSを、どちらかがリストを 見ている、ということ。 ✔︎脇田がSNSを見ていた場合 「 新一? 」の“ ? ”がポイント。脇田=RUMなら、工藤新一は死んだと思っている。しかし生存説が勃発した。SNSを見て「 え?死んだんじゃなかったの? 」と思っているから、“新一?”ということ。  ✔︎脇田がリストを見ていた場合 脇田=RUMならリストを持っていてもなんら不思議はないが、脇田=RUMは新一は死んだと思っているはずなので、RUMがぬかった17年前の事件に関係している羽田浩司ならともかく、 新一までマークアップされているのはおかしい 。なので、脇田がリストを見ている可能性は低いかな、と思う。 ✔︎黒田がリストを見ていた場合 黒田はどうやら 17年前の事件に直接関わりのある 人物のようだ(燃えるテントの怪、93巻)。 さら

赤井務武とジンは接点がある?赤井安室の「ホー」の意味

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「暗がりに鬼を繫ぐが如く」の意味 (霊魂探偵殺害事件、90巻) ©︎青山剛昌/小学館 メアリーとジンは一度、「暗がりに鬼を繋ぐが如く」なんて誰も使わないような難しいセリフを言っている。しかもメアリーが言った次のページでジンが言っているので、意味がないわけがない。 ※ちなみに「暗がりに鬼を繋ぐ」というのは、「正体が知れず、気味が悪い例え」という意味。ここではメアリーにとっては コナンくん が、ジンにとっては 小五郎 が得体の知れない人物、という意味だと思われる。 *詳しくはこちらを参照→ RUMの正体についての推測 (皿の鑑定回、単行本未収録、サンデーFile1036)  ©︎青山剛昌/小学館 これは、灰原が難しいことわざを使っていたところにつけこんだ世良を、沖矢がはぐらかしたシーン。 灰原と博士は 接点があるから口癖が移った 、ということ。 (同上、サンデーFile1038)  ©︎青山剛昌/小学館 同じシリーズで、世良は沖矢が「50:50」と言っていたのを聞き、母のメアリーも同じことをよく言っていたと指摘。 メアリーはこの時、 夫の口癖が移った と言っている。 つまり、「暗がりに…」は ✔︎ジン→赤井務武→メアリー ✔︎赤井務武→メアリー/ジン の流れで移ったと考えられる。 いずれにせよ 赤井務武が関係している のは間違い無い。 どこかで 赤井務武とジンは繋がりがあった ということ。 赤井と安室の「ホー」 (赤と黒のクラッシュ) (沖矢昴初登場回、60巻)  ©︎青山剛昌/小学館 (ミストレ、78巻) (緋色シリーズ、84巻)  ©︎青山剛昌/小学館 赤井は赤黒の時に3回も「ホー」と言っている。どうやらかなりの口癖のよう(笑) その後沖矢昴になってからも「ホー」と言っている。 安室は(私が気付いた限り)2回「ホー」と言っている。もう口癖認定レベル。 ちなみに安室はゼロティでも「ホー」と言っていた。 赤井と安室といえば、 仲が悪い 。 仲が悪いのに口癖が同じ....そういえば2人は組織でスコッチと スリーマンセル を組んでいた。赤井が組織にいた頃からお互いを毛嫌いしていたとはいえ、 元同僚 である。この時に 赤井の口癖

脇田も若返っている?

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脇田といえば、かなりの 江戸っ子口調 で 古臭い 話し方をする。 これは脇田が 本当に昔の人間 だから。 ※脇田=RUMでボスの側近・組織のNo.2を前提にした考察です。 ボスの烏丸は50年前に死んだはずの人間なので、かなり高齢であることが予想される。 ボスに“ 長年仕えた ”ピスコは71歳。 脇田が本当に56歳なら、ボスからすればかなり年下で若造である。 RUMは ボスの側近 であり 組織のNo.2 。そのポジションを、ピスコより若い人物、 ボスよりはるかに年下 の人物が得ることが出来るのか? 名探偵コナンでは時に年齢が信用できない場合がある。 沖矢昴(27)やクリス・ヴィンヤード(29)も嘘。 ベルモットの実年齢は不明だが、あくまでボスの“ お気に入り ”なので、組織内でのポジションが高いわけではない。 ですがRUMは明確に 組織のNo.2 だ。 つまり、脇田=RUMの肉体年齢は50代だけど、実年齢はさらに高齢、ボスと同じくらいか ボスよりちょっと若い くらいだと考えられる。 (犯人は元太の父ちゃん、63巻)  ©︎青山剛昌/小学館 ちなみに元太の父も江戸っ子口調である。 コナンくんが元太くんの父の口調を「 昔ながら 」と言っているのもポイント。元太の父は脇田ほど昔っぽい江戸っ子口調ではない。 そんな元太の父が昔っぽいなら、さらに昔っぽい口調を話す脇田は 本当に昔の人間 なのだ。 こう考えると、宮野夫妻がAPTX4869を“ シルバーブレット ”と呼んでいる理由にも矛盾しない。 *長くなるのでこちらを参照→ APTX4869の伏線まとめ、幼児化の条件やシルバーブレットと呼ぶ理由の考察 《追記:1回》 ※ RUM世襲説 (1代目、2代目…)だが、ラムが本当に何人もいるなら 片目が義眼 であるのはちょっと無理があるかな、と思う。今までのRUMが本当に全員隻眼なら、偶然にしては出来すぎかなと思うし、必然なら隻眼でなければRUMになれないという意味不明な制度が必要になる。なので世襲説はあんまり…という感じ。

APTX4869の伏線まとめ、幼児化の条件やシルバーブレットと呼ぶ理由の考察 《追記:1回》

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2019年9月8日 組織の目的が不老不死ではないと作者が答えていたのを知り追記。 組織目線でのAPTX4869 ✔︎新開発した毒薬である ✔︎死体から毒が検出されない ✔︎組織は幼児化するとは知らない(ベルモットは知ってる) ✔︎ 試作段階 である(組織は勝手に使ってたけど) ✔︎動物実験の段階で、 1匹だけ死なずに幼児化したマウスがいる   宮野夫妻の研究 烏丸グループ(組織)に入る前 ✔︎宮野厚司は学会で“ マッドサイエンティスト ”と叩かれていた ✔︎町医者の片手間にできる研究じゃない ✔︎研究をバックアップしてくれる施設について、エレーナの姉(メアリーでほぼ確定)は少し 胡散臭い と言っている ✔︎宮野厚司の簡単に諦めたくない 夢 である 組織に入ってから ✔︎とても 恐ろしい薬 を作っている ✔︎ラボの仲間は 夢のような薬 と浮かれている ✔︎夫妻は願いを込めて“ シルバーブレット ”と呼んでいる ✔︎薬を完成させるために夫妻は子供たちと お別れ しなければいけない ✔︎夫妻の研究所が火事になって薬の資料と一緒に夫妻も 焼死した 、不運な事故ということになっている ※宮野厚司は医者&科学者だが、エレーナは医者だけ。なのに一緒に研究していた? 灰原目線でのAPTX4869 ✔︎死ぬつもりで飲んだのに 幼児化 (ラッキーなのか?必然なのか?) ✔︎毒を作っているつもりではなかった ✔︎灰原は 薬の考案者 である ✔︎ 死者を蘇らせる秘薬 、だけどそんな夢のような薬じゃないと 否定 ✔︎ほとんどの人はその価値を見出せない ✔︎ピスコは、灰原が“ ここまで進めていたとは… ”と感心している(灰原が赤ちゃんだった頃、ピスコは夫妻から薬のことをよく聞かされていたらしい) ✔︎父と母が作った薬に関する焼け残った資料から 薬を復活させた だけ(嘘?) ✔︎薬を作るべきではなかったと 後悔 している ✔︎本当に作らされていたのは 別の薬 である⇨つまり、 両親の研究と灰原の研究は違う ?(夫妻は薬をシルバーブレットと呼んでいたのに、灰原は薬を作ったことを後悔している)、ということは APTX4869 は 17年前のものと現在のものとで