『警察学校編・松田編』感想・考察

こんにちは。初めて感想記事を書くのでちょっと緊張してるかも....笑
では考察がてらさっそく。ネタバレ注意です。
↑黒羽快斗に激似



冒頭から降谷と松田がタイマン勝負しているが、少年だなぁ〜。
やんちゃな22歳児。見た目は大人、中身は子供。笑。
しょっぱなからすでに両者とも血が流れているのだがここで松田が歯を吐き出す....んだけどこのシーンを見た歯科医の友人が、「もはやインプラントしかない!」って言ってた…。あんたらどんだけガチンコで勝負してんだよ!歯は一生モノなんだから大事にして!まぁ抜けたのは差し歯だったんだけど、根元がないので再び差し歯は無理らしいです。

安室のルーツ

ここでずっと思ってたことなんだけど、安室の人種って何だろう?
ハーフであることは明記されているけど、色黒金髪(もちろん地毛)の人種って存在するの?髪の色素が特に薄いのであれば金髪ではなくて銀髪か白髪になるのでは....
遺伝の法則で、両親のうちの1人がアジア系またはアフリカ系であれば子供の髪や瞳は黒(ダークブラウン)になると、中学の理科で習ったような。実際ハーフタレントもみんな黒髪黒目であるし。
ただ漫画やアニメでは日本人とのハーフでも金髪碧眼のキャラが多い。
メアリーとエレーナもハーフなのにブロンドで、目はグリーン。
クオーターの場合は、宮野明美と秀吉が特に純日本人にしか見えない。灰原は一番クオーターっぽい見た目で現実的だが、赤井と世良は目元が印象的。
だからコナンもそこまで現実的なキャラ設定してないのかも、と思ったり。
さらに突き詰めると、安室は孤児なんじゃないかと思っている…。
両親ともに誰かわからない子供は人種に関わらず日本国籍が与えられるから、この辺も安室の愛国心と関わりがあるのかも。
安室が孤児だと思ったのは、子供の頃自分のルーツにコンプレックスを持っていたから。
人種が原因で虐められていたとはいえ、そのことをコンプレックスに思うのは両親に失礼である。私もハーフなのでよくわかる。日本は島国であり、鎖国の経験があり、単一民族国家なのでぶっちゃけて言うとものすごく排他的。人種が違うとさらにその傾向があるのでは。それでも自分のルーツは誇りに思うべき、これだけは言える。
それから安室が子供の頃わざと怪我をしてまでエレーナに会いたかったところも孤児っぽい。
両親の愛情を受けて育ったのであれば、(作者が「初恋」だと公言しているとはいえ)大人の、しかも既婚の女性に怪我をしてまで会いに行くのはただの下心のあるエロガキにしか見えない、笑。エレーナが安室の初恋の相手になれたのは、「ハーフだから特別」というように、心を揺さぶられた“何か”があったから。

景光の過去

ここで衝撃的だったのが景光の過去。キッド編で諸伏兄弟の両親が亡くなっていたことは言及されていたが、まさか強盗殺人だったとは。恐るべしコナンの世界。治安が日本じゃない。ちなみに米花町ではなく、長野である。
この時の景光の年齢はいくつだったんだろう、兄は大和警部と同じ35歳なので降谷と同期なら6歳差だから、兄はすでに東都大に進学したので東京にいたなら、18歳-6歳=12歳?見た感じではもっと幼そうだけど。
そして犯人はなぜ景光だけ残したのか(兄は大学に進学していて不在だったと仮定)。犯人の表情は狂気に満ちたものなので良心で逃したとは思えない。
あと一つ、事件は未解決で犯人はまだ見つかっていないようだが、景光は犯人の顔を間近で見ている。似顔絵でも描けば大きな手がかりになりそうなのだが、暗くてよく見えなかったのか、恐怖のあまり顔を覚えられなかったのか。
ちなみに景光が警察官になった理由は、両親の強盗殺人事件を探るためなのでは、と思ってみたり。
ここでK組は5人全員何かしらの“地雷”があることが判明。
一見まともそうに見える降谷は“真面目すぎるから他人と上手くやっていけない”、伊達は父親の辞職を引きずっていた。
萩原、原作ではほとんど登場していないがアニメではなかなかの色男だったので、やっぱり女たらし系。松田は『揺れる警視庁』で既に描かれていたが、協調性がない。

松田の協調性の無さはそもそも警察が嫌いだから

松田の父親は誤認逮捕されていて、それが原因で転落人生を辿っていたことが判明。
誤認逮捕か…これはもうコナンの世界の警察ならやりかねない、目暮警部なんて何人誤認逮捕しかけたことやら…。コナンくんがいなければ誤認逮捕だらけだったのでは。そして誤認逮捕に気付かない部下の高木刑事諸々…。警視庁の刑事さん、もうちょっと人権を尊重してね、、(汗
というか優秀な刑事の方が少ないのでは…長野県警、綾小路警部、佐藤刑事以外はポンコツ?(汗
なるほどこれでは警察を恨むのは仕方がない、誤認逮捕は重大な名誉毀損でもあるし(少なくとも心理的には)。それでも明るく生きている松田はすごいと思う。
そして「分解魔」とは、笑。初めて聞いた言葉、なんか新鮮。
降谷の射撃スキルはかなりの腕前であることが判明。まぁ初登場(?)の銀行強盗の時(※火傷赤井)もコナンセコムが発動し見事犯人の肩に命中させたわけだけど。教官のロープに一発で命中させるほどの腕前は流石。
ただこれが赤井なら、きっとワンホールショットで5発命中させることができるんだろうなぁ、と思ったり。(シティーハンターで見た。個人的には主人公の冴羽獠-三枚目=赤井だと思っている。)
そして例によってまた殴り合いを始めようとしたところ、なぜか天井が陥没。えっ、なんで?
ここ、すごく疑問に思ったんだけど....どんだけ天井薄いの?....
さらに、鬼塚教官があまりにも運悪く首を吊ってしまった。
ここ、天井よりもものすごい疑問が。よく死ななかったよね(えっ)
絞首刑では床が落ちた勢いで脊椎が骨折し即死なのだそうだが、これもほとんど同じ状況なのでは?しかもこれ、物理的に支えることはほぼ不可能なのでは。
だってロープはこの状態だよ?しかも下には成人男性1人分の負荷がかかってるんだよ?片方は上に引っ張られ、もう片方は下に引っ張られる。普通の首吊りよりもはるかに締まるよね?
........というのは置いといて、ここで5人のチームワークが存分に発揮される。喧嘩しつつもなんだかんだ、心は通じて合っている様子。

最後に

松田が警察を嫌いつつも警察官を志した理由は、なんと警視総監に直接喝を入れたかったから。本当に童心を忘れない永遠の少年…。
そういえば警視総監って白馬の父親だったような。その設定はまじ快だけでなく名探偵コナンでも生きているようなので、捜査2科に入っていれば近づきやすかったかも、笑。
ここで重要な伏線回収が。
安室が警察官になった理由は失踪したエレーナを探すためだった。公安に入った理由はそうだろうなとは思っていたが、警察官になった理由もそれだったとは。
これから注目したいポイントは、
✔︎安室はなぜこれほどまでにエレーナに執着しているのか
✔︎組織に入った時点でエレーナの死を知ったであろうが、今でも死んだと思っているのか、それとも生存を疑いこっそり行方を追っているのか

安室の過去についての情報解禁が待ち遠しい限り。


補足:萩原の享年を書くの忘れてました。
Twitterで話題になってたのでご存知の方は多いと思うが、松田が殉職したのが3年前、萩原はその4年前に亡くなっているので、29-7で22歳で死亡したことになる。萩原の寿命はほぼ僅か…余生を大切に送って欲しいですね…。(この辺は作者のミスなのか故意なのかは分からないが)

コメント

おすすめの投稿

メアリーがコナンくんを異常なまでに警戒している理由

お茶会の考察 ~カギを握る5つのカード~

赤井務武とジンは接点がある?赤井安室の「ホー」の意味