若狭留美はかつて組織のメンバーだった?

※この記事は
黒田=裏の管理官で安室の上司
若狭=浅香でメアリーの仲間
脇田=RUMで最初は小五郎を疑っていたけど今はコナンくんに目をつけている
が前提で話を進めています
*詳しくは→
RUMの正体についての推測

17年前の羽田浩司殺害事件の“浅香”とは

✔︎同日同じホテルの別室で殺害された米国人資産家のアマンダ・ヒューズが雇った謎の多いボディーガード
✔︎アマンダが雇い入れた経緯は一切不明
✔︎その日以来姿を消しており、最重要容疑者として行方を追われているが、今もその消息は不明である
✔︎女性である

ここで重要なのがアマンダである。アマンダは80歳を超える老婆であり、資産家でFBIやCIAにも顔の利く、社会的に地位のある人物。
何か、既視感があるのでは?

そう、ピスコ(71)である。ピスコ、本名:枡山憲三は“経済界の大物”と称され、大手自動車メーカーの会長であった。アマンダと同じく資産家で、社会的に地位のある人物。


さらに、ボディーガードの浅香を雇い入れた経緯が不明であること、そんな得体の知れない人物である浅香をボディーガードとして雇っていたことを踏まえると、アマンダは組織の人間であり、雇い入れた浅香も組織の人間であると考えられる。


(17年前と同じ現場、89巻)  ©︎青山剛昌/小学館
上記の点と、この灰原のセリフの通り、浅香は組織の人間と見ていいのかも。

羽田浩司はリストにある通り確実に薬を飲んで死亡しているが、アマンダも死因が不明ですのでアマンダも同じように薬を飲まされた可能性が高い。
ちなみにアマンダがリストに載っていないのは、他のリストに書いてあるからなのか。それか組織のメンバーだからリストに載っていないのかも。



(17年前と同じ現場、90巻)  ©︎青山剛昌/小学館

また、“浅香”という名前がダイイングメッセージのASACA RUM/CARASUMAに登場していることも、浅香が組織のメンバーだという根拠。
このASACA=RUMという推理はコナンくんと赤井がミスリードした可能性が限りなく高いのだが、それでも浅香が組織のメンバーだという暗示として捉えることができる。

17年前の事件についてはまた別記事→
17年前の事件(箇条書きメモ、結論は出ていない)
に詳しくまとめているので、浅香の情報だけを抜き取ったら次へ行く(笑)。

若狭が“浅香”である根拠

✔︎身体能力…若狭は女性であるにも関わらず1人で男を3人倒したり、男のゴルフ選手(スポーツ選手)を一瞬で気絶ている。これは、ボディーガードにするには十分な身体能力である。
✔︎年齢…若狭は現在37歳だが、17年前は20歳だった。20歳の頃は今よりも身体能力が高いと思われますので、ボディーガードにするには申し分ない。

ちなみにもう1人、同じくらい身体能力が高い女性がいる。

(霊魂探偵殺害事件、90巻)  ©︎青山剛昌/小学館
そう、メアリーである。しかし、メアリーが浅香である可能性は限りなく低いと思われる。

それは“17年前”というのがポイント。なぜ17年前という微妙な数字なのか。理由はその頃、メアリーは世良を妊娠していたから。いくら組織でも身重の女性をボディーガードに雇うなんて、普通はあり得ないだろう。
この“17年前”というのは、メアリー≠浅香を示すための数字なのだ。

(上記と同じ)  ©︎青山剛昌/小学館
さらにこの発言と表情、まるで他人事のような態度(笑)。

また、メアリー=浅香だとすると、事件に大きく関わっている浅香=メアリーの夫である務武がわざわざ渡米してまで事件の調査をするのは不自然。メアリーの口から直接務武に話せばいいですよね。それにメアリーは夫をすごく慕っているようなので、夫を騙すとは思えない。

よって、メアリーは浅香ではないのだ。

既存のキャラで浅香の条件に該当するのはこの2人、消去法で若狭だけ。
ぽっと出のキャラが浅香だよ!というのはミステリーとしてどうかと思われるので(笑)、若狭=浅香と見るのが自然。

若狭がRUMではない根拠

RUMは左右どちらかの目が義眼である。

ここで、義眼説のある若狭先生の右目について検証していく。




(燃えるテントの怪、93巻)  ©︎青山剛昌/小学館
キャンプ回で、若狭のメガネの右レンズが光っていたり(笑)、右下側にいる歩美ちゃんの位置を把握できなかったりと、右目が見えていない描写が目立った。
片目が見えていないと距離感がつかめないため、過去に頭をぶつけるなどのドジなそぶりがあったのもわざとではない可能性が出てきた。

では、若狭の右目は本当に義眼なのか?

このキャンプ回の容疑者の一人で、元バスケットボール選手の

(上記と同じ)  ©︎青山剛昌/小学館
この人が、若狭の右目の状態を暗示しているように思えてならない。
この人は現役時代にわざと右目を潰され選手生命を絶たれましたが、失明するほどではなく失明寸前で義眼になるところだった、と言っていた。
つまり、右目の視力がとても悪いということ。

左右の視力に差がありすぎると目が疲れやすい距離感や遠近感が掴めないなどの弊害が生じる。
若狭は右目を抑えたり、距離感がつかめない描写が目立つので、左右の目で大きな視力差があるようにみえる。

コナンは日常編が組織編を暗示するパターンが多いので、若狭も17年前の事件の際に何らかの理由で右目を負傷したのではないか。

灰原が突然気を許した理由



(上記と同じ)  ©︎青山剛昌/小学館
哀ちゃんの組織センサーは日々鈍化している。
ミストレ以降は組織側には殺されたことになっているため安心し、気を張っていない。
そんな中感じたこのプレッシャー。

これは、沖矢昴の時と同じ。
沖矢=赤井は、過去に組織に潜入していた元メンバーである。
哀ちゃんは沖矢から感じたプレッシャーが突然消えたりしていた。
この突然消えるというのは、組織の元メンバーにのみ感じられる共通点なのではないか。

(上記と同じ)  ©︎青山剛昌/小学館
また、灰原は若狭が右目に涙を溜めているのを見た途端に態度を翻し、「若狭先生が好き」と言っている。
義眼からは涙が出ないらしいし、これを見て灰原は若狭先生をシロ、RUMではないと判断したように思える。

過去に組織を寝返った?


(上記と同じ)  ©︎青山剛昌/小学館
若狭は将棋の駒を“御守り”として常に持ち歩いている描写がある。


(四葉のクローバー回、サンデーFile1033)  ©︎青山剛昌/小学館
この羽田浩司の「それでも僕を殺すんと言うんですか?」や誰のセリフかはセリフかはわからないけど「馬鹿な奴…」から、若狭と羽田浩司が浅からぬ関係であったことが想像できる。

若狭はフラッシュバックの際、右目を抑え座り込むなど、右目に関してトラウマを感じているように思われる。
実際二人がどこまで進んでいたか(笑)は分からないが、少なくとも友達以上ではありそう。
交際まではしていないけど相思相愛だった、佐藤刑事と松田刑事のような関係だったのかも。

「それでも僕を殺すんと言うんですか?」というセリフから、若狭=浅香は最初から羽田浩司を殺害するつもりで接近したとみていいと思う。
しかし情が移ってしまい、最終的に組織を裏切り逃走したのではないか。

当時の若狭=浅香は、
✔︎組織メンバーのアマンダに雇われた刺客で、何らかの理由で羽田浩司だけでなくアマンダも殺害しないといけない状況になった
✔︎最初から羽田浩司もアマンダも殺害するつもりだった
などの状況が考えられる。

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